完全にネタバレするので、見てからご覧くださいませ。
そろそろ書いていいでしょうか?
タイトル通り。
今日は露伴先生の映画を愛でてきました~!
いや、もう、本当に!
最高・オブ・最高!!
もう、私の趣味ゴコロを、120%くすぐってくれる、
最高の作りでした~。
この、インクの最高の贅沢使いの漆黒の黒色パンフ!!!
昔、ハゲタカの本を作った時に、
いかに真っ黒な色をきれいに出すか、
すごく考えたことがありまして・・・
さすがプロの作り・・・!
最高に美しい黒・・・・!と思って手に取りました。
パンフのデザインが最高に美しい!!!
うまく写らないので、白飛びするという、映画そのものの作り。
最高です!!!
黒っていう色の話も、とてもとても趣味ゴコロをくすぐります。
空気感が、映像が、小説のページを一枚一枚めくる様に描かれていて、
昔、京極夏彦先生の小説が出始めたころ、ハマりにハマって、
姑獲鳥の夏と、魍魎の匣を、それこそ三徹で、
夢中で読んだような、懐かしい記憶が蘇りました。
怖いような、ヒリヒリするような。奇妙な。でも綺麗。
京極と関口君と、本当に大好きだった、
あの何とも言えないありそうでどこにも存在しないような、濃密な空気感。
(この作品が京極風とは言っていなくて、自分の肌で感じる絶妙な雰囲気、空気感の例えをどう伝えたらいいのかわからないの)
見た方いるかな。
先週日曜日は、ルーヴル美術館展のラブバージョンを見に行ったばかり。
こちらもすごくよかった・・・!
もともと行く予定ではなかったのだけれど、
昨年のメトロポリタン美術館展に一緒に行った福岡の友人が東京へ来るというので、
どこにデートしに行こうか?と勘案していた際に、
美術館が好きな友人なので移動中に調べていたらルーブル美術館展があって、
「やっているらしいんだ、いきたいな」って言ったら、二つ返事でGo♡
会う当日まで、ルーブル美術館展をやっていることを知らず。
そして今日はちょうど映画も見に行きたいタイミングで、
今日を逃すと行けなさそうだったので、さっそく見てきました。
ここ数日、数字モエで、あーだこーだと考えて書いていた私。
映画を見ると、「うわあ!」というシンクロ度で、Z-13ルーム・・・。
これは完全に、開かずの間、死、ホラーモードの13仕様ですが・・・。
(こうして13に死や恐怖の印象が刷り込まれてゆく・・・)
一緒に見に行った子も、思わず、私の方を見ていました。
少しナンバーの数字の話を子にはしていたので、
終わった後、「またお兄ちゃんの数字だね」と。
子の「見たい」のひとことからはじまって、
Dを思い切りハマって見て、数字モエして13について語って、
美術館行って、映画館行って、
それが全部、私は意図していなかったのに、
まるで順路があったみたいに完全に繋がっている。
これだけシンクロする時は、いい流れに乗っているのだと思う!
うれしいな!
心底めちゃくちゃ楽しんでいるときって、そうなるのだって!
それがいいのだって。
だから心底なんでも楽しんでみたほうがいいのだって。
言ってた。
ありがたや~。
しかし。
見終わった後の、まるで誰もいないように音のない、映画館の静けさよ。
普通少しざわつくのに。
全員、静かに、無言で降りていく姿が、とても滑稽だった。
シアタールームを出て、子と、まったく同じ感想になった。
「レイトショーで、露伴先生を見るもんじゃあないねッ!!!」
面白かったのだよ!でも!笑
最高でした~!!!ありがとう!!!!
私は途中で黒で怖いものとして、真っ先に「真っ黒ボックス@カアバ神殿」を思い出した。
聖地のあの黒い箱の建物、あの黒は、私は聖地なのに見るだけで世界一怖い黒。すごく怖い。
英語でいうところの、カアバ=キューブに近い語源だよね、きっと。
Uも「ア」と発音するときあるもんね。キューブ恐怖症ってなんだ。
子供のころから暗い建物、暗い場所が、苦手だった。(誰でもそうかな・笑)
今でもお化け屋敷やホラー映画は絶対に見られない。
部屋の中で行われるバイオハザードなんかもう秒で無理です。
今回の話がまだ黒が「平面」だったから、まだ「面白い」で済んだ。
でも、これが立体、キューブの話だったら、恐ろしくて見ていられなかったかもしれない。
ブラックキューブの建物、普通の家でも黒色の壁の家は、
私はなぜか無意識にでもとてもとても怖い・・・!
四角は安定する安心するものではなかったのか・・・どうした私・・・。
そういえば、いつくしむ、というまだ終わっていないアレ、
真っ白の絵、というのを入れ込んだのも思い出した。
白に白を重ねた絵、でも、白ではない、のアレ。。。
黒に黒を重ねた絵も、美しかった・・・!